LOUIS VUITTON

1854年、世界初の旅行用カバン専門店を創業したところから「ルイ・ヴィトン」の歴史は始まりました。1888年には創業者ルイ・ヴィトンの息子であるジョルジュ氏が「ダミエ・ライン」を考案し、翌年のパリ万国博覧会で金賞を受賞。誰もがその名を知るハイブランドへと成長を遂げました。 その後も耐久性や品質の高さはもちろん、「旅」をテーマにした普遍的なデザインと機能性・実用性を兼ね備えたアイテムを次々に発表しています。 また様々なアーティストとのコラボレーションアイテムも話題を集め、創業から160年以上が経った今でも新たな境地を拓き続けています。

ルイ・ヴィトンのブランドを代表する、伝統的な「モノグラム キャンバス」。誰もが知るこのデザインが生まれたのは1896年。「模倣品」が多く出回ったことをきっかけに、より複雑で特徴的なモチーフが作られました。当時のヨーロッパではジャポニズムが流行しており、日本の家紋にインスピレーションを受けて作られたとも言われています。

ニューヨーク出身のデザイナー「マーク・ジェイコブス」氏と日本の現在美術アーティスト「村上 隆」氏のコラボレーションによって生まれた「マルチカラー」。鮮やかで絶妙な色合いを表現するため、合計33色のカラーで構成されています。豊かな色彩でありながら上品さを損ねないデザインは世界中で長く愛されるシリーズとなりました。

モノグラムと同様にルイ・ヴィトンを象徴する「ダミエ」。その歴史はモノグラムよりも長く、創業初期の1888年頃に誕生したと言われています。定番のダミエ・キャンバスをはじめ、明るいカラーリングのダミエ・アズール キャンバス、シックな印象のダミエ・グラファイト キャンバスなど、それぞれの素材を存分に生かしたデザインが魅力です。その普遍的で洗練されたデザインは男女問わず高い人気を博しています。

160年以上の歴史の中で、様々なアーティストとのコラボレーションアイテムを発表してきたルイ・ヴィトン。スティーブン・スプラウス氏が手がけた「モノグラム・グラフィティ」や草間彌生氏とのコラボレーションなど、伝統的なデザインを尊重しながらもインパクトのあるアイテムを数多く世に出しています。近年では2017年に発表された、アメリカのスケーターブランド「シュプリーム」とのコラボレーションアイテムも大きな話題となりました。

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